”レンズ沼”って単語が存在する事自体、ヤバい世界だって事は素人でも察しが付くはず。どの分野にも沼は存在すると思うけど、カメラレンズの沼は深い。
2004年、シングルコートってだけに惹かれ発売日に購入。予想を遥かに超える写りの良さ。言い方を変えれば現代人が作ったとは思えない、なんというかCOSINAらしい古い写り。最高に楽しかったが、数年後に後輩に奪われる…。翌年、その写りが忘れられなくて2本目を購入。しかし、Leicaのデジタル化と共に仕事用でSummicron50を購入し、専念する為に売却。言わずもがなSummicron50は最高だけど40mmの画角と、たまに夢に見るNOKTONシングルコートのあの写り。っで、2022年まさかの三度目の正直。LeicaのボディがバージョンアップしてもNOKTONの写りは健在。
仕事の合間を縫って久しぶりのシャッターを切る。もう二度と手放さないと誓った。